ジャクリーヌ・デュ・プレ (Jacqueline du Pré)

ジャクリーヌ・デュ・プレ
イギリスのチェリスト。
1945年1月26日オックスフォード生まれ。
1987年10月19日ロンドンで死去。

4歳からチェロをはじめ、ギルドホール音楽学校に学ぶ。
その後、カザルス、トルトゥリエ、ロストロポーヴィチに師事。

1961年、ロンドンでプロ・デビュー。

1962年、『バッハ：無伴奏チェロ組曲第1番ト長調 BWV 1007（Bach: Cello Suite No. 1 in G Major, BWV 1007）』を録音。

1965年1月、『ディーリアス：チェロ協奏曲（Delius: Cello Concerto）』を録音。マルコム・サージェント指揮ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団。

1965年5月、BBC交響楽団と共演しニューヨーク・デビュー。エルガーのチェロ協奏曲を演奏し、一大センセーションを巻き起こした。

1965年8月、『エルガー：チェロ協奏曲ホ短調 Op. 85（Elgar: Cello Concerto in E Minor, Op. 85）』を録音。ジョン・バルビローリ指揮ロンドン交響楽団。

1967年、指揮者でピアニストのダニエル・バレンボイムと結婚。

1967年、『ハイドン：チェロ協奏曲第1番ハ長調 Hob.VIIb:1（Haydn: Cello Concerto No. 1 in C Major, Hob.VIIb:1）』を録音。ダニエル・バレンボイム指揮イギリス室内管弦楽団。

1967年4月、『ボッケリーニ：チェロ協奏曲変ロ長調 G. 482（Boccherini: Cello Concerto in B-Flat Major, G. 482）』を録音。ダニエル・バレンボイム指揮イギリス室内管弦楽団。

1967年、『ハイドン：チェロ協奏曲第2番ニ長調 Hob.VIIb:2（Haydn: Cello Concerto No. 2 in D Major, Hob.VIIb:2）』を録音。ジョン・バルビローリ指揮ロンドン交響楽団。

1968年、『ブラームス：チェロ・ソナタ第1番ホ短調 Op. 38（Brahms: Cello Sonata No. 1 in E Minor, Op. 38）』を録音。ダニエル・バレンボイム（p）。

1968年、『ブラームス：チェロ・ソナタ第2番ヘ長調 Op. 99（Brahms: Cello Sonata No. 2 in F Major, Op. 99）』を録音。ダニエル・バレンボイム（p）。

1968年、『シューマン：チェロ協奏曲イ短調 Op. 129（Schumann: Cello Concerto in A Minor, Op. 129）』を録音。ダニエル・バレンボイム指揮ニュー・フィルハーモニア管弦楽団。

1968年6月、『ブルッフ：コル・ニドライ Op. 47（Bruch: Kol nidrei, Op. 47）』を録音。ダニエル・バレンボイム指揮イスラエル・フィルハーモニー管弦楽団。

1968年9月、『モン：チェロ協奏曲ト短調（Monn: Cello Concerto in G Minor）』を録音。ジョン・バルビローリ指揮ロンドン交響楽団。

1970年、『ベートーヴェン：チェロ・ソナタ第1番ヘ長調 Op. 5 No. 1（Beethoven: Cello Sonata No. 1 in F Major, Op. 5, No. 1）』を録音。ダニエル・バレンボイム（p）。

1970年、『ベートーヴェン：チェロ・ソナタ第2番ト短調 Op. 5, No. 2（Beethoven: Cello Sonata No. 2 in G Minor, Op. 5, No. 2）』を録音。ダニエル・バレンボイム（p）。

1970年、『ベートーヴェン：チェロ・ソナタ第4番ハ長調 Op. 102, No. 1（Beethoven: Cello Sonata No. 4 in C Major, Op. 102, No. 1）』を録音。ダニエル・バレンボイム（p）。

1970年、『ベートーヴェン：チェロ・ソナタ第5番ニ長調 Op. 102 No. 2（Beethoven: Cello Sonata No. 5 in D Major, Op. 102, No. 2）』を録音。ダニエル・バレンボイム（p）。

1970年11月、『ドヴォルザーク：チェロ協奏曲ロ短調 Op. 104, B. 191（Dvořák: Cello Concerto in B Minor, Op. 104, B. 191）』を録音。ダニエル・バレンボイム指揮シカゴ交響楽団。

1971年1月、『サン＝サーンス：チェロ協奏曲第1番イ短調 Op. 33（Saint-Saëns: Cello Concerto No. 1 in A Minor, Op. 33）』を録音。ダニエル・バレンボイム指揮フィラデルフィア管弦楽団。

1973年、多発性硬化症のため、演奏活動を中止。以後、後進の指導に専念した。