ヴィルヘルム・バックハウス (Wilhelm Backhaus)

ヴィルヘルム・バックハウス
ドイツのピアニスト。
1884年3月26日ライプツィヒ生まれ。
1969年7月5日オーストリアのフィラッハで死去。

リストの孫弟子にあたる。
ベーゼンドルファーのピアノを愛用し、若い頃は「鍵盤上の獅子王」と呼ばれたほどのテクニシャンであった。

ライプツィヒ音楽院でアロイス・レッケンドルフに、さらにフランクフルトでリストの弟子であるオイゲン・ダルベールに師事した。

1900年、ロンドンでデビュー。
1933年、スイスに移住。 1946年、スイスに帰化した。

1952年、『ブラームス：ピアノ協奏曲第2番（Brahms: Piano Concerto No. 2）』を録音。カール・シューリヒト指揮ウィーン・フィル。

1953年、『ベートーヴェン：ピアノ協奏曲第5番変ホ長調《皇帝》 Op. 73（Beethoven: Piano Concerto No. 5 in E-Flat Major, Op. 73, "Emperor"）』を録音。クレメンス・クラウス指揮ウィーン・フィル。

1956年、『ベートーヴェン：ピアノ・ソナタ第14番嬰ハ短調《月光》 Op. 27, No. 2（Beethoven: Piano Sonata No. 14 in C-Sharp Minor, Op. 27, No. 2, "Moonlight"）』を録音。

1956年、『ベートーヴェン：ピアノ・ソナタ第29番変ロ長調《ハンマークラヴィーア》 Op. 106（Beethoven: Piano Sonata No. 29 in B-Flat Major, Op. 106, "Hammerklavier"）』を録音。

1958年、『ベートーヴェン：ピアノ・ソナタ第8番ハ短調《悲愴》 Op. 13（Beethoven: Piano Sonata No. 8 in C Minor, Op. 13, "Pathétique"）』を録音。

1958年、『ベートーヴェン：ピアノ・ソナタ第23番ヘ短調《熱情》 Op. 57（Beethoven: Piano Sonata No. 23 in F Minor, Op. 57, "Appassionata"）』を録音。

1958年、『ベートーヴェン：ピアノ・ソナタ第21番ハ長調《ワルトシュタイン》 Op. 53（Beethoven: Piano Sonata No. 21 in C Major, Op. 53, "Waldstein"）』を録音。

1961年、『ベートーヴェン：ピアノ・ソナタ第26番変ホ長調《告別》 Op. 81a（Beethoven: Piano Sonata No. 26 in E-Flat Major, Op. 81a, "Les adieux"）』を録音。

1963年、『ベートーヴェン：ピアノ・ソナタ第17番変ホ長調《テンペスト》 Op. 31, No. 2（Beethoven: Piano Sonata No. 17 in D Minor, Op. 31, No. 2, "Tempest"）』を録音。

1963年、『ベートーヴェン：ピアノ・ソナタ第6番ヘ長調 Op. 10, No. 2（Beethoven: Piano Sonata No. 6 in F Major, Op. 10, No. 2）』を録音。

1967年、『ブラームス：ピアノ協奏曲第2番（Brahms: Piano Concerto No. 2）』を録音。カール・ベーム指揮ウィーン・フィル。