
ニコラ・ベネデッティ
ニコラ・ベネデッティ(Nicola Benedetti, 1987年7月-)は、スコットランド出身のヴァイオリニスト。
ノース・エアシャー州ウェスト・キルブライド生まれ。4歳でヴァイオリンの練習を始め、1997年にユーディ・メニューイン音楽学校に入学しナターシャ・ボヤールスカヤに師事する。
1998年、11歳にしてウィグモア・ホールのコンサートにおいてソリストを務め、ロンドンやパリで演奏活動を行った(このときの演目はバッハの2つのヴァイオリンのための協奏曲)。さらにウェストミンスター・アビーで開催されたユーディ・メニューイン記念コンサートへも出演した。翌年、エドワード王子も出席するホリールード宮殿の記念式典ではスコットランド・ナショナル・ユース・オーケストラと共演、2000年にはロイヤル・スコティッシュ管弦楽団、スコットランド歌劇場と共演している。2001年にはセント・ジェームズ宮殿にてロンドン・モーツァルト・プレイヤーズとともに、再びエドワード王子の前で演奏を行った。以降、シティ・オブ・ロンドン・シンフォニア、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、スコットランド歌劇場、スコットランド室内管弦楽団、ロイヤル・スコティッシュ管弦楽団などと共演。
2002年8月(14歳)、テレビ局主催のコンクールで優勝してほどなくメニューイン音楽院を離れ、イギリス室内管弦楽団の前コンサートマスター、マチェイ・ラコフスキに師事する。
2003年春、マテル社のDVD“バービーの白鳥の湖”レコーディングでロンドン交響楽団と共演、関連して彼女のドキュメンタリー「Playing With Passion(情熱の演奏)」が撮影され、イギリスで放映された。
2004年5月(16歳)、BBCヤング・ミュージシャン・オブ・ザ・イヤー(18歳以下を対象としたBBC主催のコンクール)における決勝でシマノフスキのヴァイオリン協奏曲第1番というユニークな選曲で優勝。これにより、ドイツ・グラモフォンとアルバム6枚の契約を結ぶこととなった。2004年から2005年にかけては、ウィグモア・ホールでのソロリサイタル・デビュー及び、ホリールード宮殿、ウィンザー城のオープニング・セレモニー等のイギリス王室のイベントなど、数々の権威ある会場で演奏を行う。また、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、アカデミー・オブ・セント・マーティン・イン・ザ・フィールズなど名誉あるオーケストラと共演している。
2005年4月、ドイツ・グラモフォンよりデビュー・アルバムを発表。曲目は、シマノフスキのヴァイオリン協奏曲第1番、ショーソンの《詩曲》、サン=サーンスの《ハバネラ》、マスネの《タイスの瞑想曲》、ブラームスの歌曲(ハイフェッツ編曲)、そして彼女のために書かれたジョン・タヴナーの新曲《乙女のための断章》。さらにこの年6月、リンカーン・センターのサミットにおける演奏でアメリカ・デビューを果たす。
2006年に発表されたセカンド・アルバムでは、メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲に取り組んだ。このアルバムにはスコットランド生まれの作曲家ジェームズ・マクミランの彼女のための新曲も含まれている。2006年以降も、地元スコットランドのコンサートをはじめ、アメリカでのツアーやベルリンにおいてベルリン・ドイツ交響楽団と共演するなど、世界的な活動を行っている。2007年には、ヴォーン・ウィリアムズとジョン・タヴナーを取り上げたサード・アルバムを、アンドリュー・リットン指揮ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団との共演でリリースした。……
(Wikipedia: ニコラ・ベネデッティ)