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マウリツィオ・ポリーニ (Maurizio Pollini)

マウリツィオ・ポリーニ
マウリツィオ・ポリーニ(Maurizio Pollini, 1942年1月5日 - )はイタリアのミラノ出身のピアニスト。父親は建築家ジノ・ポリーニ(1903年–1991年)であり、また母親は声楽もこなすピアニストで、5歳からカルロ・ロナーティに、ロナーティの死後はカルロ・ヴィドゥッソにピアノを学ぶ。現役ピアニスト中最も高い評価を受けているひとりである。

略歴
1957年、ジュネーブ国際コンクールで第2位(1位はマルタ・アルゲリッチ)。1958年の同コンクールで1位なしの第2位。1959年のポッツォーリ・コンクールで優勝。

1960年、18歳で第6回ショパン国際ピアノコンクールに審査員全員一致で優勝。審査委員長のアルトゥール・ルービンシュタインが「今ここにいる審査員の中で、彼より巧く(技術的に)弾けるものが果たしているであろうか」と賛辞を述べ、一躍国際的な名声を勝ち取る。

その後10年近く、表だった演奏活動から遠ざかる。その理由として、健康面や腕の故障など諸説などもあるが、まだ若く、さらに勉強が必要であることをポリーニ自身が自覚しており、直ちに多忙な演奏生活に入ることを避けたというのが有力である。この間、ミラノ大学で物理学を学んだり、イタリアの名ピアニストアルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリに師事するなど、研鑽を重ねている。

1968年、演奏活動に復帰して以降、ギリシア彫刻にも比せられる芸術性と透徹したピアニズムにより、他を圧する存在として、ピアノ界のトップの中にある。

一方で、「完璧すぎる」「冷たい」「機械的」などの批判もあるが、それらは彼の硬質なタッチに加え、決して感情におぼれず深く計算され高い完成度があるからであろう。

1971年、ドイツ・グラモフォンから録音作品を発売開始

1974年、初来日。

1995年、ザルツブルク音楽祭で自身の企画による連続演奏会「ポリーニ・プロジェクト」を開始。

2002年、東京でも同プロジェクトとして9夜にわたる連続演奏会を開き、大きな注目を集めた。

レパートリー
16世紀から現代まで時代を問わないが、選曲自体は自らの眼鏡に適ったものしか取り上げない。ポリーニが録音を残している代表的な作曲家としては、ベートーヴェン、シューベルト、ショパン、シューマン、ストラヴィンスキーなどがある。ベートーヴェンについては、全ピアノ・ソナタを録音する予定で、現在も録音を進めている。

挿話、人柄
インタビュアーの質問に対しても即答せず、間を置いて、よく考えてから話す特徴がある。
NHK教育テレビの番組『ステージドア』(1998年放送)の中で、ポピュラーミュージックに対して、「創造性に欠けていると思います。クラシックの方が聞いていて面白いのに、どうして若い人たちは聞かないのでしょうかね」と淡々とした口調で厳しい発言をしている。
日本文化への関心が高い。京都、奈良には何度も通い、神社やお寺などに行っている。紫式部の源氏物語のファンであり、黒澤明の映画、武満徹の音楽も好む。 共演こそなかったものの、カルロス・クライバーとは親交があったようである。木之下晃によるクライバー追悼写真集にツーショットが掲載されている。……
(Wikipedia: マウリツィオ・ポリーニ)

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